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電気工事士に依頼して取り付けるタイムスイッチとはどのようなものか


 

電化製品を一定の時間だけ、自動的に電源をオンにしたりオフにしたりしたいと思うことがあるでしょう。例として、営業している時間だけ看板の照明を自動でつけるときや、散水ポンプを毎日同じ時間に自動で稼働するときなど、多くの使い方があります。

 

電気工事士に依頼してタイムスイッチを取り付ければ、特定の時間になるとスイッチが自動で稼働するようになります。この記事では、タイムスイッチとはどのようなものか、タイプや使用方法なども紹介します。

 

電気工事士が設置するタイムスイッチとは

タイムスイッチとは、時間を決めて電源スイッチの接続をコントロールできる機器です。照明や換気扇のように、毎日決まった時間に稼働し、決まった時間に止まるという用途で使用できます。

 

そのため、営業時間が決まっている店の看板や街中の外灯など、使用する時間が明確に定まっているケースでは、毎回スイッチをつけたり消したりする必要がなく、自動的に行われるので省エネ対策もでき、手間もかからないというメリットがあります。

 

タイムスイッチは、構造も簡単で、内側に電子機器やモーターが取り付けられており、電源が入ることで機器が動き出し、設定した時間になると止まります。

 

タイムスイッチとはいくつもの形状がある

ボックス形のタイムスイッチとは

ボックス型は照明などの電源をコントロールするときに用いられるので、電気工事士にとっては最も身近なタイムスイッチになります。外のボックスの中に取り付けることが多いためこのように呼ばれています。

 

協約形のタイムスイッチとは

協約形とは盤に組み込むために作られた製品で、JIS規格で大きさが決められています。

 

メーカーによって多少の差異はあるものの、盤内を取り換えるときに他メーカーの製品と換えることも可能です。盤を作る段階でタイムスイッチが組み込まれるので、電気工事士が関わる機会は少ない製品です。

 

パネル取り付け形のタイムスイッチとは

パネル取り付け形のタイムスイッチは、盤の表面に埋め込まれた形状をしています。盤の扉を開け閉めしなくても、設定した状況をチェックできることがメリットです。

 

このタイプも盤を作る段階で組み込むため、電気工事士が施工するときに触ることはほとんどありません。

 

タイムスイッチを照明に取り付けるメリット

電気工事士に頼んで、ベットルームの照明にタイムスイッチを取り付けると、照明を消し忘れて寝てしまうという問題を解決できます。

 

時間帯をセットすれば、自動で照明を消せるので、照明の消し忘れを心配しなくて済みます。朝は電気を自動でつける設定にしておけば快適に起床できます。また玄関の照明にタイムスイッチを設置するメリットもあります。

 

玄関の照明がついていれば、来客があったときに便利ですが、朝までそのままにしていると、多額の電気代がかかってしまいます。タイムスイッチをつけることで、来客があってから15分したら自動で照明が消える設定にするなどの調整ができます。

 

タイムスイッチは、リビングの照明にも応用できます。

 

家の照明がすべて消えていると、人がいないことが外からわかってしまいます。空き巣は家主の生活スケジュールを理解してから、家に侵入するケースが多いので、不審者が入りやすい暗くなった時間に、リビングの照明スイッチが自動で入ると防犯対策ができます。

 

そのため、家に帰る時刻よりも早い時間に照明を点灯したり、旅行で不在にするときに照明をつけたりすると、防犯効果が上がります。

 

タイムスイッチは、換気扇にも取り付けられます。浴室の換気扇のスイッチを切り忘れた経験がある人は多いでしょう。浴室を使い終わっても、室内には水蒸気があるので、カビを生えさせないように、換気扇を回す必要があります。

 

しかし、浴室の換気扇をつけておいて、あとから換気扇を消しに行くことは面倒で、消し忘れてしまうこともあります。

 

タイムスイッチを取り付けることで、省エネ対策ができ、スイッチを消しに行く必要もなくなり、電気代を節約できます。

 

タイムスイッチを電気工事士が設置するときには注意が必要

タイムスイッチを設置するときに、電気工事士が知っておくべきポイントがあります。

 

一般的なタイムスイッチとは、店の電源に配線を接続して稼働します。そのため、店が停電してしまうとタイムスイッチも止まってしまい、時計の時間が狂ってしまいます。

 

時間が経ってから通電すると、スイッチが止まった時刻から稼働するので、正式な時刻ではなくなります。そのため、店の停電が生じた場合には、電気工事士が手動で時刻を合わせなければなりません。

 

もし停電して時間が狂うことが嫌なら、停電対策を施したタイムスイッチを購入すると良いでしょう。

 

停電対策がなされたタイムスイッチとは、電池を内蔵しているので、仮に電気が止まっても時間が狂う心配はありません。

 

電気工事士がタイムスイッチを設置するときに、注意するほかのポイントとして回路もあります。タイムスイッチとは、同じ回路を使用するスイッチと別の回路を使用するスイッチの2種類に分かれています。

 

同じ回路を使用するスイッチは、タイムスイッチの電源電圧と、制御したい電源電圧が同じケースで使用できます。しかし別の回路を使用するスイッチは、タイムスイッチの電源電圧と、制御したい電源電圧が違うケースで使用することになります。

 

また別の回路を使用するタイムスイッチは、配線の方法を変更することで、同じ回路を使用するタイムスイッチのように使うことも可能です。

 

しかし同じ回路を使用するスイッチを、別の回路を使用するスイッチのように使うことは不可能なので、電気工事士が設置する前に注意しなければなりません。

 

タイムスイッチと自動点滅器を一緒に使用する

タイムスイッチとは、決められた時間でのみ、スイッチのオンとオフをコントロールします。そのため、照明器具のスイッチを設定するときに、季節に合わせて日没時間で稼働し、日の出時間に止まるといったコントロールができません。

 

このようなケースでは、スイッチの周りに、照度を検知できる自動点滅器を取り付けて、2つの機器を組み合わせて使えます。

 

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